Saramonic / SmartRig+ Di iOS用オーディオインターフェイス Lightning接続 ¥15,800(税抜) (¥17,380 税込); Lightning端子搭載のiPhoneや、iPadなどのiOSデバイス対応オーディオインターフェイス。XLR、フォンプラグ(ギター対応)を接続できるコンボジャックや3.5mmマイク入力を2系統搭載。 1 点 ※掲載されている価格は記事掲載時のものとなります。税込価格に関しては、消費税の税率により変動することがあります。, Copyright (c) Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved. スマホ(ZenFone Max (M2))にMarshall Gatewayをインストールして、Bluetoothでcode25と接続しました。 スマホで認識しており、code25から音楽は再生するのですが、GatewayのMENUでアンプをスキャンしても、表示されずにGatewayからアンプの操作ができません。 ここ数年の間にnanaやJam Studio(ジャムスタジオ)、bandlab(バンドラボ)などスマホの音楽アプリもいろいろ増えて、自宅でも手軽に音楽がしやすくなってきましたね! 今回は、nanaやJam Studioなどで必要になる「エレキギターをスマホで録音する方法」の概要について解説します! 最新小型ギターアンプおすすめ7選【2020年版】 多くのギタリストは一番長くギターを触っている時間といえば自宅での練習時間ではないでしょうか? ライブで使用する機材などに予算を費やしてしまいがちですが、自宅での練習のための環境をまずは整えることも同じぐらい重要だといえます。 無断転載禁止, ご自宅ギタリストの強い味方!「アンプシミュレーター」はハードならではの便利さがイイ, アイコス、グロー、プルーム、パルズ を比較! 加熱式タバコの現状まとめ《2021年最新》, “50円安い”「アイコス」専用スティック「HEETS(ヒーツ)」全8フレーバーを一気吸い, 「アイコス」で使えるニコチンゼロの「NICOLESS(ニコレス)」で無理なく減煙!, 素直にうまい! 人気のノンニコチンスティック「ニコノン」に「ブルーベリーメンソール」登場, 「プルーム・テック」と「プルーム・テック・プラス」を比較! 低温加熱式タバコはどっちがイイ?, ヘビースモーカーが驚いた!「NICONON(ニコノン)」の“アイコス再現度”がすごい, コレ実はヘッドホン型のギターアンプなんです! 話題の「WAZA-AIR」徹底レビュー, 無敵のギターアンプヘッド「BIAS Mini Guitar」8つの魅力を徹底解説!, 完全再現…! Fenderの名機“デラリバ”と新型「Tone Master Deluxe Reverb」を徹底比較, ヤマハの大ヒットギターアンプ「THR」が8年ぶりにモデルチェンジ!「THR-II」に進化, 自宅に置く価値あり! BOSSのギターアンプ「Nextone Stage」の“真空管ロマン”がアツい, FX AudioやTOPPINGの小型コンポーネントで構築する「箱庭オーディオ」の世界, 最強の練習用ギターアンプ「Positive Grid Spark」の魅力を徹底解剖!. スマホやタブレットがなければ使えないの? ここまでの解説を読んで、「Sparkを使うときはスマホかタブレットと常時接続していなければならないの?」と思う人もいるかもしれません。しかしご安心ください、そんなことはありません。 ギターアンプとの接続には、どのサイズのケーブルを購入すればよいでしょうか。 説明書を見ても、端子のサイズの表記が見つけられず。。 よろしくお願いいたします。 書込番号:23329269. ギターアンプ. アンプを選ぶ. まずは、エレキギターとPCとつなぐために必要な機材を確認しましょう。 大きく分けると次の5つが必要です。 1.エレキギター この記事をご覧の方は既にエレキギターはお持ちのことと思います。 2.シールド 最低1本のシールドが必要になります。 これは普段使っているものでOKです。普段アンプなどを使っているのであれば、新しく買い足す必要はありません。 注意点としては、間違って「スピーカーケーブル」を使わないようにしましょう。 ギターのアンプヘッドとキャビネットをつなぐスピーカーケ… ギタージャックに直接接続できるタイプのギター用ヘッドフォンアンプです。本体を接続するだけで簡単にギターの音を出して聞けるので、とても簡単に使用できます。 ヘッドホンアンプのおすすめ14選 PCやスマホの音質を高めよう. こんにちは、ギタリストの高村です。今回ご紹介するのは、Positive Gridから発表された「Positive Grid Spark」(以下、Spark)という小型のギターアンプです。私自身、同社のギターアンプヘッド「BIAS Mini Guitar」を購入してからというもの、すっかりPositive Grid信者なので、このアンプの情報を聞いてとても楽しみにしていました。2020年10月20日の発売に先駆け、ひと足先に使わせていただいたのでレビューします!, 【関連記事】無敵のギターアンプヘッド「BIAS Mini Guitar」8つの魅力を徹底解説!, 私が現在メインで使っているBIAS Mini Guitarは、ほかのアンプシミュレーターと比べて、サウンドのリアルさが頭ひとつ抜けている印象がありました。なので、新製品のSparkも、小型アンプのクオリティとしては問題ないレベルの音がするだろうと予想していました。, こちらが今回の主役「Positive Grid Spark」。2020年10月19日時点での価格.com最安価格は37,400円(税込)。本体サイズ350(幅)×180(高さ)×190(奥行)mm、重量5.2kgというコンパクトサイズです, そして手元にSparkが届き、さっそく音を鳴らしてみたところ……いい意味で期待を裏切られました! Positive Gridが満を持して発表したとはいえ、小型の練習用アンプなので、既存モデルの「Bias Head」や「BIAS Mini Guitar」に比べればサウンドクオリティには限界があるだろうと思っていました。, ところがこのSpark、ただの「練習用アンプ」ではなく「いいアンプ」そのものだったのです。このニュアンス、伝わりますでしょうか? 誤解を恐れずに言うなら、一般的なサイズの真空管アンプを鳴らしているかのような、本物のサウンドだったということなのです! 横幅35cmしかない小型ボディですから、これには正直言って驚かされました……。, Sparkと「JC-120」のサイズ比較です。いかにSparkが小さいかということがおわかりいただけると思います, それでは、さっそく私のお気に入りになってしまったSparkを徹底解剖していこうと思います!, なお、今回はSparkの特徴と魅力について、10分ほどの動画にもまとめてみました。演奏中のサウンドやアプリの使い勝手についてはぜひ動画でご確認ください。, なお動画では、サウンドはマイク1本を離れた場所に立てただけの簡易的な収録にしています。このほうが、練習時に皆さんが聴くサウンドと同等になると思ったからです。録音した音にはなんの加工も施していませんので、Sparkのリアルなサウンドをお聴きいただけます。, 上の動画をベースに、以下のテキストではさらに詳細を掘っていきます。ぜひ、動画とテキストを両方合わせてご参考ください。, さて、これは完全に主観ですが、Sparkはまずデザインがカッコいいのです。練習用アンプにありがちなチープさはなく、インテリアとして置いておいても映えるシンプルかつアメリカンなデザインにすぐにやられてしまいました(笑)。, 電源も、よくある押しボタンタイプのものではなく、ガチッと倒して電源を入れるスイッチタイプ。これだけでも、昔ながらの真空管アンプを彷彿とさせてくれて気分が上がります!, フロント部分にはスイッチ、ツマミ類が一切配置されていません。時代を経ても飽きのこないデザインになっています, 前面にはコントロールの類は一切設置せず、スピーカーだけを配置。これにより、野暮ったさのない、また時代を経ても古さを感じさせないルックスを実現しています。, なお、操作系はすべて本体上部に配置されています。おそらく、練習時に腰あたりの高さに置くことを想定しているのでしょう、そういう高さに置いたときに、ちょうど操作しやすくなるようにデザインされています。ツマミ類もいわゆる一般的なアンプと同様の配置となっているため、箱から出してすぐに音出しをすることができるはずです!, サウンドキャラクターを選択するツマミの横は、一般的なアンプと同じ設定項目が並んでいます, 背面には、Bluetooth接続をしている際に点灯するランプと、AUX、USB、アダプター接続の端子類が配置されています。それにしてもこのたたずまい、なんとも真空管アンプのようで、個人的にとても大好きです。重量も5.2kgと軽くて簡単に持ち運びできますし、個人的にはルックスは100点でございます(笑)。どんなインテリアにも合いそうですよ!, 側面は持ち運び用のベルトが取り付けられているだけの、超シンプルデザイン。持ち運ぶことがなければ、ネジを外すことで簡単にベルトを取り外せそうです, さてデザインの次は、今回Sparkをいじり倒してみて、いちばん感動した部分を解説しましょう。, マンションなどの集合住宅に住んでいる人にとって、ギター練習時に気になるのが「音量」の問題です。多くのアンプは、音量を上げていくことでその真価を発揮するようにデザインされているのですが、一般的な住環境において、それは現実的ではありません。つまり音量を上げられない以上、クオリティはあきらめざるを得なかったのです。, また、アーティストの音源で聴くような美しいサウンドを鳴らそうと思ったら、それなりに充実したエフェクター類が必要となります。こうなると、ちゃんとエフェクトボードを組む必要が出てきます。, ただ、ある程度のシステムを構築した場合、そこそこ場所をとってしまいます。スタジオ練習やライブでは気にならなくても、自宅の一室ではかなりの存在感です。ひとことで言えばジャマです(汗)。では、普段はしまっておけばいいという話になりますが、練習のたびにアンプと機材を配線しなければならないのはかなり面倒。練習においていちばん重要な「手軽さ」が完全に失われてしまいます。, そのため、多くのギタリストは、練習用アンプとそこに搭載されている簡易的なエフェクターを使って、お世辞にも「いい音」とは言えない環境で、日常的な練習をすることに甘んじてきたのです。, ところが、この問題を見事な切り口で解決してくれたのが、Sparkなのです! さて、どう解決してくれたのでしょうか?, 練習用スタジオならいざ知らず、こういう機材を普段過ごしている自室に常に広げておくのは現実的ではありませんよね……, Sparkをはじめ、多くのアンプシミュレーターとよばれるデジタルアンプは、「真空管アンプのサウンド」をデジタル技術でいかに本物そっくりに再現するかに命をかけています。, 多くの製品はアンプのサウンドだけでなく、搭載するエフェクターを充実させ、トータルのサウンドをよくしようとする傾向がある中、Positive Gridのハード機は、そういったものには目もくれず徹底的に「アンプサウンド」磨きにこだわっています。, そのため、BIAS Headや私の所有しているBIAS Mini Guitarでは、「超リアルな真空管アンプサウンド」を得ることができます。実際、私がレッスンで使用するアンプはBIAS Mini Guitarのみですし、それだけでアンプに関してはこと足りています。, それくらいアンプの音がリアルなのですが、さらに驚くのが、Positive Gridの製品はとっても小型だということです。BIAS Mini Guitarを入手したとき、そのサイズ感に感動したものです。「どうやったら、このサイズでこんなにリッチな真空管サウンドが出るんだろう?」と。, そして、今回のSparkにもかなり驚かされました。一般的な練習用アンプの1/2〜2/3程度という超小型でありながら、BIASシリーズを踏襲したすばらしい真空管アンプサウンドが得られてしまったのです!, BIAS HeadやBIAS Mini Guitarの場合、ヘッドアンプタイプなので、キャビネット(スピーカー部分)は自分で用意する必要がありますが、ヘタなものを選んでしまうと、せっかくのBIASのよさが発揮されません。ところが、Sparkはスピーカー一体型のコンボタイプなので、Positive Gridの思想がスピーカーにまで及んでいるためか、すばらしいまとまりを感じました。, また、小音量で鳴らしたときも、大音量さながらのリアルなサウンドを楽しめるように作られていて、集合住宅などの住環境問題で大音量を鳴らせなくても、リアルなギターサウンドを楽しむことができます。, 出力は余裕の40Wなので、もちろんかなりの大音量で鳴らすことも可能です。今回は自宅のスタジオで試してみましたが、ちょっとしたバンド練習くらいなら対応できそうな大音量が得られ、本当に驚きました!, ここまでの話で、Sparkのサウンドがギターアンプとして申し分ないことがおわかりいただけたと思います。ただ、どんなにアンプのサウンドがよくても、エフェクター類を接続しなければ音作りができないとしたら、手軽に練習ができるとは言えません。, かといって、一般的な練習用アンプに搭載されているような簡易的なエフェクト機能では、サウンドクオリティ的にも、設定できるパラメーター的にも、不満を感じてしまうギタリストは多いでしょう。特に、普段、ちゃんとエフェクトボードを組んで音作りをしている人なら、より不満を感じると思います。, でも、ご安心ください、Sparkは、その問題点を理想的な形で解決してくれました! なんと練習用アンプでありながら、実機さながらの本格的なエフェクター類を、まるまる本体に内蔵しているのです。しかも、それらをスマートフォンやタブレットの専用アプリを使って、指先1本で操作できるようになっています。, こちらが専用アプリ「Spark Amp: Smart Jam, Chords」のUI。表示されているツマミはすべて実機同様に動かせます!, 使い方はいたって簡単。SparkとBluetooth接続したスマホ/タブレットでアプリを立ち上げると、アンプなどのサウンドシステムがUIに表示されます。その中から変更したい項目を選び、好きにいじるだけです。もちろんアンプやエフェクターのタイプを変更できるだけでなく、実機のように個々のパラメーターを自由に設定できます。, ちなみに、設定できるパラメーターは実機同様の細かさで、実際にアンプやエフェクターをいじっている感覚になりました。選べるアンプの種類は30種類で、エフェクターのラインアップも充実しています。さらに、これらを実機と同じように視覚化してくれているため、選択・設定ともに一切迷うことがありません。, アンプシミュレーター搭載の製品の多くは、設定項目が視覚化されていないものが多く、アンプやエフェクターの名称だけの表示に止まります。こういう表示を見て、感覚的な操作が難しいと感じたことのある人は多いはず。私自身、やっぱりパラメーターなどは数値で表示されるよりも、実機のようなツマミで感覚的に設定できたほうが楽だと感じます。, アンプがイラストで視覚化されています。これを見れば、なんのアンプをモデリングしたのかすぐにわかります(笑), たかが視覚化と思うかもしれませんが、この視覚化の恩恵は絶大です。今回Sparkをいじっていて、求めるサウンドにたどり着くまでの時間が圧倒的に短く収まったのは、特筆すべきポイントだと思いました。設定項目がわかりやすく視角化されているおかげで、練習時間を削られることがないんです。, しかもアンプのイラストを見ればすぐに、「あのアンプか!」と気づくくらい、特徴をとらえた状態で画像化されています。ここら辺は固有名詞を出せない繊細な部分なので、何気にありがたいなと感じました(笑)。, そして、今回Sparkをいじっていて真っ先に驚いたのが、この部分でした。正直、価格が価格なのでここは少し手を抜いてくるかな……とタカをくくっていたのですが、こちらもいい意味で裏切られました!, さすが、ソフトウェアのアンプ・エフェクトプロセッサー「BIAS FX2」を有しているPositive Grid。エフェクターにも一切の妥協がありません。普段BIAS FXを愛用している私が聴いても、BIAS FX2で得られるエフェクターのクオリティと遜色ないエフェクトのかかり具合でした。これをこの価格のアンプに入れてくるとは……。リバーブなどは「包まれている感」があって、こんなに小さな筐体から出力されている音とは、とても思えないほど。, 実績のある製品で培った技術をすでに持っていたからこそ、これだけ安価でありながら、リアルなサウンドを作り出すことができたのだと思われます。こうなってくると、もはや練習用アンプと言ったら失礼なくらい、すばらしい完成度です。, ここまでの解説を読んで、「Sparkを使うときはスマホかタブレットと常時接続していなければならないの?」と思う人もいるかもしれません。しかしご安心ください、そんなことはありません。練習中にいじりたくなるような一般的な調整は、本体だけでもちゃんとできます。, アンプのイコライジングや、各エフェクトのレベル調整は本体のツマミで設定できます。また、タブレットやスマホで作り込んだサウンドは、本体側に4つ保存しておくことができるので、普段の練習ではスマホもタブレットも使わずに、お気に入りのサウンドを呼び出してすぐに練習を始められます。, このように、とことん追い込めるだけではなく、手軽さまでしっかり兼ね備えているのがSparkの魅力なのです!, ここまででも圧倒的な魅力を感じさせてくれたSparkですが、まだ終わりません(笑)。BIAS Mini Guitarを購入したときにも感じたことなのですが、ソフトウェアから始まったPositive Gridだけあって、クラウドサービスが充実しているのです。, BIAS HeadやBIAS Mini Guitarは、アンプを改造したり、手持ちのアンプをプロファイリングできることが売りで、そのデータをユーザー同士、シェアし合うことができました。私もこのサービスにはめちゃくちゃお世話になっています。なかには、実機ではどうやっても手に入らないようなヴィンテージアンプのデータもあって、「このアンプ無料なの! デジタルアンプといったって、普通にギターアンプですから、ギターを接続し、gain、volume、masterの各ボリュームを上げれば、即、鳴らすことが可能です。 ... もちろん、チマチマしたスマホ画面より、アンプのノブを回すのが気持ちいい! ?」と突っ込んでしまったくらいです(苦笑)。ユーザーが練習用アンプに求める「こんな機能があったら」という、潜在ニーズに応えまくりのアンプなのです。, さて、次に紹介したいのは、練習時に役立つ機能です。Sparkはサイズ的に見ても「練習用アンプ」にカテゴライズされると思います。つまり、当たり前ですが、練習の際に最も使われるアンプということです。そのためBIASシリーズにはない、練習に特化した機能がSparkには搭載されています。, それが「Smart Jam」という、気軽に伴奏を再生できる機能です。使い方は至って簡単で、Pop、Rock、Funk、Bluesの中から好みのジャンルを選び、さらにその中で気に入った伴奏パターンを選択するだけ。これだけでジャムセッションが楽しめてしまうのです。コード進行も自分の好きなものにカスタマイズできるので、練習している楽曲のコード進行にしたり、作曲ツールとして使うことだって可能。この伴奏がギターの音と一緒にアンプから再生されるので、臨場感たっぷりのアンサンブルが楽しめるんです!, 好きなジャンルを選択したあと、コードをカスタマイズして自分好みのバッキングトラックを作っちゃいましょう!, ちなみに練習項目をタップすると、まず目に飛び込んでくるのが、YouTubeにアップされている星の数ほどある伴奏音源たちです。これがBlues、Metal、Countryといったようにカテゴリー分けされているので、その日の気分に合わせたバッキングトラックを再生してアドリブを楽しむのもいいかもしれません。これらの音源も自動でコード解析をしてくれるので、ただYouTubeでバッキングを再生するよりも、精度の高いアドリブ練習ができると思いますよ。, また、自分が演奏した内容を解析して、バッキングトラックを作ってくれるという、なんとも未来的な機能まで搭載しています。使い方ですが、たとえば練習で使いたいコード進行があるとします。そのコード進行を演奏してSparkアプリに聴かせます。すると、その演奏を解析して、アプリが最適だと判断したバッキングトラックを生成してくれるのです! 何ならついでにコード譜まで作ってくれます。, これらの機能を体験して感じたのは、Positive Gridが提案しているのは「練習を楽しもう!」だということ。いい音と楽しい練習という最高の練習環境を1台に集約したことで、練習を心から楽しいものに昇華させてくれています。, さて、こうやってすばらしい音作りもできた、練習で上達できた……となると、あと欲しい機能としてはレコーディングに必要なオーディオインターフェイスです。そして、Sparkは、なんとこのオーディオインターフェイス機能まで搭載しているのです……もう脱帽です(笑)。, もちろん、Sparkで作り込んだオリジナルサウンドを、そのまま録音できるので、本当に1台で練習からレコーディングまで、すべてを網羅していると言えます。製品にはレコーディングソフトの「Presonus Studio One Prime」がバンドルされているので、すぐに本格的なレコーディングを楽しめます。, ちなみにSparkはエレキギターだけでなく、ベースアンプやアコースティックギターをはじめとするアコースティック楽器用のアンプとしても活躍します。ベースの低音やアコギのみずみずしさまで鳴らし切れるのは、2発のフルレンジスピーカーのなせるわざでしょう。, エレキギターを弾く人の中には、アコギやベースも演奏する人もいます。こういう人たちにとって、楽器ごとにアンプを用意しなければならないのは、大きな悩みでした。実際問題、場所もとりますし……。, 私の愛用しているBIAS Mini Guitarも、ベースやアコギ用アンプできると知ったときに「問題解決!」と喜んだのですが、比較的安価なSparkにもこの機能を持たせたことにはかなり驚かされました。本当に手を抜かないメーカーのようです!, 今回Sparkをいじりながら、未来のギター練習環境を垣間見た気分でした。正直、僕ら世代のギタリスト(40代)の多くは、複雑に配線された機材にご満悦だったわけですが、時代はコンパクトでシンプルにシフトしていっているようです。, 最初は、「ギターシステムが1台で完結したらおもしろくないんじゃないか?」と思いましたが、使い続けていくうちに、楽器練習の本質をついた製品だと気づかされました。その本質とは「いい音」で「すぐに鳴らせる」そして「楽しい」ということです。そこに、複雑で面倒なシステムはいらないのです。そんなこんなで、楽器演奏の本来性に立ち返らせてくれる「Spark」、本当にすばらしい1台ですよ!, 藤沢市のギター教室「ギターの処方箋TAKAMURA」を運営するギタリスト兼講師。ギターと機材が三度の飯より好き。過去には機材メーカーに在籍し、全国で実演セミナーを開催していたほど。, ※情報の取り扱いには十分に注意し、確認した上で掲載しておりますが、その正確性、妥当性、適法性、目的適合性等いかなる保証もいたしません。 ギターのアウトプットジャックからのアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換したうえで、スマホやPCのLightningポートやUSBポートに接続して届ける機器です。 YouTubeやニコニコ動画に、弾いてみた動画をアップしてみたい。簡単なデモ曲を作ってみたい。きちんとした機材を揃えるのは高額な上に、ソフトや機材の操作を覚えるのがかなり大変。手軽にギターを録音したい。ある程度音のクオリティを上げたい。でもなるべく安い予算で機材が欲しい。 幼稚な質問ですいません。アコギを弾いてます。ギターアンプはTHR5Aというヤマハアンプをひとからもらいました。これにピックアップではなくコンデンサーマイクをINPUTにつなぐと音でますか?ピックアップって基本マイクですよ ヘッドホンアンプは、イヤホンやヘッドホンで聴く音の質を上げてくれるアイテムですが、据え置き型やpc向け、ゲーム用、ギター用など種類が豊富で、選ぶのに悩む方も多いですよね。そこで今回、ヘッドホンアンプのおすすめの選び方や人気商品をランキング形式でご紹介します。 Wi-Fi機能を搭載したギターアンプ。スマホとBluetooth接続すれば、バッキングトラックを流しながら演奏を楽しめるほか、Bluetoothスピーカーとしても利用可能です。フェンダーを代表するツインリバーブをはじめとした、21種類ものアンプをモデリング。 更新日:2019.10.28. 5つ星のうち4.2 … ?」と、申し訳なくなるくらい(笑)。, ここまでではありませんが、Sparkにもクラウドサービスが用意されています。Sparkには、膨大な数のアンプ、エフェクトコレクションが搭載されているわけですが、数が多いため、組み合わせや設定のパターンは無限大です。そうなると「知識がなくていい音を作れるか心配……」といった問題が発生します。, 練習用アンプという性質を考えると、音作りや機材の知識がないエントリー層にも多く購入されると思います。そういう人たちを想定してなのか、作り込んだサウンドシステムをダウンロードできるクラウドサービスが用意されています。, アイコンをクリックするだけで試奏できますので、お気に入りのプリセットを見つけましょう! ダウンロードしたあとは、さらにカスタマイズも可能です!, このサービスは、Positive Gridや世界中のユーザーたちが作り上げたサウンドシステムを、無料でダウンロードできるというものです。使い方はとっても簡単で、クラウドの画面にアクセスすると、そこには演奏ジャンルごとに各種のプリセットが並んでいます。それらをワンタッチで気軽に試奏できますので、その中で気に入ったものが見つかったら、ダウンロードして自分のシステムに組み込めばよいのです。, もちろんダウンロードしたサウンドシステムは、そこからアンプ・エフェクターの入れ替えや調整が可能ですので、より自分好みのサウンドに仕上げることができます。こんなことをして遊んでいたら、あっという間に何時間も経ってしまうことでしょう……。, Sparkは、練習用アンプの中でもかなり小型な部類だと思います。しかし、このサイズでありながら、フルレンジスピーカーを2基搭載しており、リアルなギターサウンドを出力してくれます。40Wのアンプ搭載なので、大音量もお手のもの。, しかも、スマホやタブレットとBluetooth接続ができるとなれば……そう、まさかのスマホに保存した音楽をSparkのフルレンジスピーカーで、ワイヤレスかつ高音質で再生することができるわけです! これで、ギターアンプとして使っていないときは、普通に音楽を聴くためのBluetoothスピーカーとして使えますので、本当にむだがありません。, もちろん、好きな音源を流して、そこに合わせながらギターを弾くこともできますので、臨場感たっぷりで練習に没頭することもできます!, そろそろお腹いっぱいになってきたんじゃないでしょうか(笑)。正直、私もSparkをいじりながら「まだ魅力があるの! Bluetoothやハイレゾの普及などにより、タイプや性能の多様化が進んでいる「ヘッドホンアンプ」。 スマホとアンプがBluetoothで高音質につながる「LBT-AVWAR700」 Apple Pencil第2世代を持ちやすくするシリコングリップ6タイプ、エレコムより 無断転載禁止, 最強の練習用ギターアンプ「Positive Grid Spark」の魅力を徹底解剖!, アイコス、グロー、プルーム、パルズ を比較! 加熱式タバコの現状まとめ《2021年最新》, “50円安い”「アイコス」専用スティック「HEETS(ヒーツ)」全8フレーバーを一気吸い, 「アイコス」で使えるニコチンゼロの「NICOLESS(ニコレス)」で無理なく減煙!, 素直にうまい! 人気のノンニコチンスティック「ニコノン」に「ブルーベリーメンソール」登場, 「プルーム・テック」と「プルーム・テック・プラス」を比較! 低温加熱式タバコはどっちがイイ?, ヘビースモーカーが驚いた!「NICONON(ニコノン)」の“アイコス再現度”がすごい, エフェクター界の新常識「ミニペダル」の魅力! 定番モデルのミニ版や中華激安ミニペダも, バカなの?ってほどひずむ名作エフェクター! 俺らの「METAL ZONE」がパワーアップしてた件, FX AudioやTOPPINGの小型コンポーネントで構築する「箱庭オーディオ」の世界, ご自宅ギタリストの強い味方!「アンプシミュレーター」はハードならではの便利さがイイ. ※掲載されている価格は記事掲載時のものとなります。税込価格に関しては、消費税の税率により変動することがあります。, Copyright (c) Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved. 2 デジタルギターアンプ Fender(フェンダー) 2.1 Fender デジタル・ギターアンプ Mustang LT25; 2.2 Fender デジタル・ギターアンプ Mustang GT 40; 2.3 Fender デジタル・ギターアンプ Mustang GT 100; 2.4 Fender デジタル・ギターアンプ Mustang GT 200 ギターアンプを買ってみたらPCやiPhoneとの接続で音色をカスタマイズできるタイプだったので、アプリケーションの基本的な使い方をチェックしてみた。PCとの接続にはmiroUSBケーブル、iPhoneとの接続には、さらにOTGタイプの変換ケーブルが必要だ。 ... 変換 ステレオオーディオケーブル スマホ タブレット TV 等に対応 2m. 「AmpliTube UA」は、ギターやベースを接続した「iRig UA」と連携し、ギター・ベース用アンプを再現するアプリ。3 PCにはマイク端子があるので、そこにギターをつなげばよいのでは? と思うかもしれませんね。 ギターでもマイクでもやってみるとわかりますが、まともな音はでません。 ギターはアナログ信号、PCはデジタル信号です。 PCとギターの間にオーディオインターフェイスをつなげば、オーディオインターフェイスがその入出力の信号の変換をしてくれます。 オーディオインターフェイスは安いもので3,000円位からありますが、オーデ… スマホからの場合、小さなパネル上で、ツマミのマークを回すことは困難です。 スマホと接続している間に電話が掛かってきたら困るので、結局スマホでの接続は止めました。 Relay G10Tによるギターとアンプのワイヤレス接続は試していません。 ギターとアンプを軋(きし)ませるような迫力のエレクトリックギターサウンドを、ヘッドホンで楽しみたい! そんな筆者のような「ご自宅ギタリスト」の願いをかなえてくれるアイテム、アンプシミュレーター。いまやその環境はスマホとアプリでも実現可能ですが、今回はあえて「アンプシミュレーター専用単体ハードウェアこそが使いやすい!」という部分を推していきます。, 自宅エレクトリックギタリストにとって、そのギターサウンドがお隣さんや家族に騒音として響いてしまうことは大きな問題です。迷惑をかけること自体がよろしくないという倫理的なこともありますし、「お隣さんに聞こえちゃってないかな?」と恐る恐る弾くのでは、ギターの楽しさも半減してしまいます。, それで出てくるのが「ギターアンプのスピーカーから音を出すのではなくヘッドホンで自分の耳にだけギターサウンドを届けよう!」という発想ですが、まさにそこで活躍してくれるのが「アンプシミュレーター」というアイテムです。, 後ほど紹介するイチオシのアンシミュ、Strymon(ストライモン)「IRIDIUM」, アンプシミュレーターとは? 簡単に言うと、「ギターアンプを鳴らしたような音を、ギターアンプを通さずスピーカーも鳴らさず、音声信号の加工だけで実現するエフェクター」です。「ギター→アンプ→スピーカー」の代わりに「ギター→アンシミュ→ヘッドホン」というシステムで、ギターアンプを鳴らしているかのようなサウンドを実現してくれます。, そもそもはギターアンプを使わずにレコーディングすることを主目的に生み出されたアイテムですが、「スピーカーで音を出さなくてもギターアンプを鳴らしたようなサウンド!」という機能はヘッドホン演奏にも完璧にフィット。現在の製品の多くはヘッドホン演奏も想定した設計になっています。ご自宅ギタリストなら、ぜひ押さえておきたいアイテムです。, そのアンプシミュレーターですが、現在、その機能は実にさまざまなカタチで提供されています。いちばん手軽に思えるのは、スマホやパソコンのアプリとして提供されているものでしょう。お値段は高くても数千円、安いものなら数百円あるいは無料! 物理的な置き場所も不要です。超手軽! これで決まりだ!, アンシミュアプリの定番といえばこれ! IK Multimedia「Amplitube」, まずギターとスマホやパソコンを接続して音声信号を入力するために、別途「オーディオインターフェイス」というアイテムも必要だったりします。ギターのアウトプットジャックからのアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換したうえで、スマホやPCのLightningポートやUSBポートに接続して届ける機器です。, なので実際の接続は、「ギター→オーディオインターフェイス→スマホ→ヘッドホン」となります。, アプリ使用時の接続例。もっとコンパクトなインターフェイス製品もあるので、サイズ感はもう少し何とかなりますが、接続のウザさは不可避, 「スマホさえあればOK!シンプルで簡単!」というわけではないのです。ギターを弾くのにいちいちこの接続が必要になります。, そしてもうひとつの弱点は「操作は当然スマホのタッチ操作やパソコンのマウス操作などになる」ということです。「それの何が弱点なの?」と思うかもしれません。スマホのタッチ操作なんて慣れ親しんでるやつじゃん、と。, ですが、実際に使ってみるとそうでもないのです。アンプシミュレーターのアプリは、画面内にアンプの実機の見た目も再現した感じになっているものが一般的。なので、操作系も画面内にある実機のインターフェイスのミニチュアを操作する感じになります。アンプ実物のノブを指先でつまんで回すのと画面内の小さなノブをドラッグ操作で回すの、どちらが使いやすいでしょう?, インターフェイスとの接続ケーブルがジャマで、ちょい持ちにくかったりするのも地味にマイナス, もちろん、アプリならではの便利さもあります。たとえばノブを回すのではなくて、キーボードで数値入力して詳細なセッティングをするモードもありますし、アンプタイプとエフェクトを組み合わせたセッティングを何十何百とセーブしてそれを自在に管理できたりします。レコーディングにおいてはDAWアプリと組み合わせての使いやすさもポイントです。, ですが、ギターアンプ代わりでヘッドホン演奏用に使うことをメインに考えるなら、もっと実物のギターアンプライクな使い心地であってくれたほうが使いやすいのです。, そこで改めて、今回の推しアイテムは「単体ハードウェアの形でのアンプシミュレーター」です。最新製品にしてこの分野を代表する製品としてはStrymon「IRIDIUM」あたりでしょうか?, というわけで改めて、筆者が購入したStrymon「IRIDIUM」! 実売税込5万円弱程度で、サイズはやや大柄なエフェクトペダル程度, アプリの場合と単体アンシミュの場合での接続の流れを改めて比べてみると、・ギターアンプ使用時:ギター→アンプ→スピーカー・アプリ型アンシミュ:ギター→オーディオIF→スマホ→ヘッドホン・ハード型アンシミュ:ギター→単体ハード型アンシミュ→ヘッドホンとなります。, そしてこれが単体ハードアンシミュを使う場合の接続例。もちろんギターとアンシミュの間にエフェクトペダルを入れまくってもOK!, つまり単体ハード型アンシミュなら、ギターアンプの代わりにアンシミュにつなぐだけ! 実にわかりやすいシンプルさです。なので、たとえば「日中はギターアンプから音を出せるけど夜は無理」なんて場合、夜にギターを弾き始めるときギターからのケーブルをアンプからアンシミュに挿しかえるだけでOK!, 操作感は……説明するまでもなく「見ての通り」です。ギターアンプについてるノブと大体同じノブが揃っているので、アンプでの音作りと同じように、リアルにそこにあるノブをつまんで回せばいいのです。, エフェクトペダルっぽいアイテムに用意されているアンプっぽいノブを動かすだけ!ギタリストが慣れ親しみまくっている操作感!, 操作感の面では、このIRIDIUMという製品は特に秀逸です。アンプの基本的なゲインとボリューム、トーン周りに相当するノブのほかに用意されている音作りのコントロールは、ノブがもうひとつとスイッチが2つだけ。小さなディスプレイを凝視しながらノブを回し、その中のパラメーターを変更して云々・・・・・・なんて操作は必要ありません。, 「DRIVE」だとか「MIDDLE」だとか、慣れ親しんだ名前のノブを回してのアンプライクな音作り, ですがその追加分のスイッチとノブだけで、アンプシミュレーターとしての機能を十分に果たします。追加スイッチは「AMP」と「CAB」のふたつです。それぞれシミュレートするアンプ、シミュレートするスピーカーキャビネットを3つから選べます。, アンプタイプはざっくり言えば「Fender」「VOX」「Marshall」それぞれの代表的なビンテージモデルをイメージさせるものです。逆に言えば、モダンなサウンドのアンプは用意されていませんが、そこはモダンな歪みペダルを組み合わせてカバーすればよいでしょう。, 以下、サンプル動画は、普通にビンテージ仕様のFender「ストラトキャスター」との組み合わせ。なのでハムバッカーピックアップ搭載ギターならもっと歪ませることもできるはずです。, 上記は、各アンプの基本キャラがわかりやすいGAIN12時と歪みの感じがわかりやすいGAIN3時のサンプル。フレーズはサンボマスター「朝」風→Extreme「Cupid's Dead」風。筆者の絶妙な下手さはさておき、こうやって聴き比べると、, 「Fenderの音色をroundって表現するのもなるほどだな!」「chime≒VOXって実は歪みもかっこいいよね!」「punch≒MarshallのGAIN9時はPlexiの領域を超えてJCM的なニュアンスも出てきてるかも!」, など、名アンプの個性を改めて感じられたりもしておもしろい! なお各アンプのGAIN最大は、GAIN3時から激変することはなく、素直にもうちょい歪みが増す感じです。, 前段にブースター/ドライブ系ペダルを置いてのゲインブーストもきれいにかかるので、アンプのキャラを生かしながら歪みを深めることもできます。単体での操作感だけではなくこういうところもしっかりアンプライクです。, 上記の動画はKTRでブースト。フレーズはLiSAさん「紅蓮華」風。本来はダウンチューニングの曲をレギュラーチューニングで弾いているので重量感の不足はお許しを。, punch≒Marshallをブーストすると音色としてはグシャッと歪んでくれるのですが、コード感は潰れずに和音の響きはしっかり生きています。これは良質なPlexi風ハードロックサウンド!, ちなみにIRIDIUM単体でのGAIN最大とIRIDIUM側GAIN9時+KTRブーストを比べると、歪みの深さは実はそんなには変わらなかったりします。, ですが、アンプタイプpunchのGAIN最大は、シングルコイルのストラトとの組み合わせだとノイズが目立ちがち。GAIN9時+KTRブーストのほうがノイズを抑えられるのです。 なんて感じでペダルとの組み合わせを試行錯誤できるのもアンプっぽい!, キャビネットのセレクトスイッチも、アンプセレクトと同じく3ウェイスイッチですが、実は選べるキャビネットは3種類ではありません。アンプタイプごとにそれに合わせた3種類が用意されているので、3×3の9種類です。CABスイッチはAポジションにアンプタイプごとのいちばん典型的なキャビネットがセットされています。たとえばFenderデラリバイメージの「round」のAポジは12インチスピーカー一発、Marshallイメージの「punch」のAポジはいわゆる2段スタックです。「とりあえずA」が基本になります。, 追加のノブのほうは「ROOM」ノブです。スピーカーで音を鳴らしたときの部屋の響き感を足してくれます。, ROOMを絞り切った状態だと、アンプのスピーカーの直近にマイクを立てて収録したみたいなサウンドになります。自宅録音ならこのセッティングも使い道がありますね。, ROOMを適度に上げると、アンプが目の前にあるような距離感でギターを弾いているような自然な響きが演出されます。普段の自宅演奏では、そのあたりのセッティングが適当でしょうか。ちなみにこの記事のサンプル動画では、ROOMは常にほんのり響く9時セッティングです。, ディスプレイとノブで細かくセッティングできるアンプシミュレーターなら、もっと多くのサウンドをセレクトできます。十数種類のアンプ、リバーブだけではない多彩なエフェクトなどです。しかし「使い切れないほどの膨大なサウンド」が本当に必要でしょうか? 個人的にはこのIRIDIUMのように「使い切れる範囲での使いやすさ」を重視した設計を好ましく感じます。, たとえば頻繁に使うお気に入りのサウンドセッティングをFAVフットスイッチに記憶させておき、スイッチ一発でさっと呼び出せるという機能。別売オプション「MULTI SWITCH PLUS」を接続してスイッチの数を本体1+拡張3にすれば、呼び出せるメモリーを4つにまで増やせます。さらにMIDIで制御する場合は300メモリーまでコントロール可能です。, FAVスイッチを長押しでその時点でのセッティングを記憶させ、長押しじゃなく普通に押してそれを呼び出し, スタジオではIRIDIUMを定番アンプ「JC-120」につないで音を鳴らしたい? そんなときは「CABバイパスモード」です。キャビシミュをバイパスした状態にして、JC-120のインプットまたはエフェクトリターン端子に接続。アンプとしてのエレクトリックな音作りの部分にはIRIDIUMを使い、それを増幅してスピーカーから音を出す部分にだけJC-120を使うパターンにもできます。, あと「ROOM」機能周りでは、ルームすなわちお部屋のサイズ感の変更が可能。デフォルトはSmallなお部屋。大きなお部屋にすると響きの感じが変わります。ONフットスイッチ長押しでセカンダリー機能モードに入り、ROOMノブを回してLEDの色で選択。グリーンでSmall、アンバーでMedium、レッドでLargeとなります。, そのほか、PCアプリ「STRYMON IMPULSE MANAGER」を使ってIRファイルというデータを入れ替えることで、キャビネットの種類を変更することもできます。極端な話、「MarshallをChamp的な8インチスピーカーで鳴らす」みたいなトリッキーなことも可能です。, 細かな機能や設定はほかにも用意されています。ちなみに購入前にそういうところまでチェックしたい場合、この製品もそうですが最近はウェブサイトの製品ページやサポートページからPDFマニュアルをダウンロードできる製品が多いので、それをチェックするのがおすすめです。, と、アンプシミュレーターというアイテムをStrymon「IRIDIUM」を例に紹介してきたわけですが……。ええ、わかっています。ギタリストの中には「デジタル嫌い」も少なからず存在することは。というか僕もどちらかと言えばそちら側です。アナログ回路なアンシミュというのもあるので、そちらを検討していた時期もありました。, ですが、ことアンプシミュレーターについては考え方次第ではないでしょうか? そもそも現在、アナログのアンプシミュレーターは絶滅危惧種に近い状態で、新規開発製品はごくまれにしか登場しません。進化は停滞気味ですし、アナログにこだわろうにもこだわって選べるほどの選択肢がありません。それにアンプシミュレーターはそもそもからして「シミュレーター」なんです。アナログで作ろうがデジタルで作ろうが、「本物ではない」ことに変わりはないんです。, だったら妙なこだわりを持つ必要なんてないのでは?「アンプを鳴らしにくい環境で便利だから使うアイテム。だから便利で音もよいならそれでいい」と、僕はそう割り切ってしまうことにしました。, というかこのStrymon「IRIDIUM」のおかげで「もうこれでいいじゃん! っていうかこれがいいじゃん!」と割り切れました。ご自宅ギタリストのみなさんにぜひチェックしていただきたいジャンルの、ぜひチェックしていただきたい製品です。, オーディオ界隈ライター。現在はポータブルやデスクトップなどのパーソナルオーディオ分野を中心に、下からグイッとパンしていくためにてさぐりで活動中。, ※情報の取り扱いには十分に注意し、確認した上で掲載しておりますが、その正確性、妥当性、適法性、目的適合性等いかなる保証もいたしません。